碑名:津波記念碑

資料概要

【碑銘】
津波記念碑
【建立年】
昭和46.5
【施主】
久慈市
【施主分類】
市町村
【建立場所】
金刀毘羅神社
【対象災害】
明治・昭和津波
【大きさ】
高122㎝幅327㎝厚24㎝
【タグ】

碑文面

  • 【表】-

  • 【裏】自然界における災害のなかで、津波ほど悲惨なものはない。過去において当市に襲来した記録は十八回に及び、特に明治二十九年、昭和八年は死者総数538人、負傷者267人、家屋流失185戸を数え想起するだに慄然たるものがある。市は悲惨なる災害から市民を護るため昭和三十八年防浪堤を構築した。しかしながら、かくの如き津浪犠牲になられた方々の慰霊の碑の無きことを遺憾とせられた兼田忠二郎氏等の発願により慰霊碑を建立することになった。われわれは 殉難者の重を慰めると共に宿命的な惨事を再び繰り返えさぬことを祈念してやまないものである。

地点概要

【所在地】岩手県久慈市湊町【緯度】40.202745【経度】141.791795
【地点備考】

出典

  • 卯花政孝(2002)「三陸沿岸の津波石碑・標石(含む墓石)ー青森県三沢市~岩手県岩泉町ー」『津波工学研究報告第 19 号』東北大学

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