碑名:防潮林記念碑

資料概要

【碑銘】
防潮林記念碑
【建立年】
昭和13.4.14
【施主】
久慈町
【施主分類】
市町村
【建立場所】
金刀毘羅神社
【対象災害】
明治・昭和津波
【大きさ】
高105㎝幅60㎝厚16㎝
【タグ】

碑文面

  • 【表】-

  • 【裏】明治二十九年、昭和八年の海嘯惨害の甚大なるに鑑み、時の政府はこれが防止策として防潮林造成の最も経済的かつ効果的なるを認め、国庫補県営事業として計画を樹立せり。しかしながら当部落は耕地少なくかつ住家多く、用地の承諾を得るに困難なりしも、県当局は勿論、町並びに部落有志者の援助の基に専ら高井技手接渉の重ね、いよいよ昭和十二年十月設計金16,000余円をもって事業に着手し、面積3町余里、黒松23,000本栽植、翌年三月竣エせり。ここに概略を記し、後世に遺さんとす。【工事関係者等の氏名の記載】

地点概要

【所在地】岩手県久慈市湊町【緯度】40.203237【経度】141.791835
【地点備考】

出典

  • 卯花政孝(2002)「三陸沿岸の津波石碑・標石(含む墓石)ー青森県三沢市~岩手県岩泉町ー」『津波工学研究報告第 19 号』東北大学

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