碑名:中村重兵衛閲歴

資料概要

【碑銘】
中村重兵衛閲歴
【建立年】
昭和44
【施主】
【施主分類】
【建立場所】
共同墓地
【対象災害】
明治津波
【大きさ】
高156㎝幅73㎝厚33㎝
【タグ】

碑文面

  • 【表】嘉永五年六月十日誕辰、八歳の折、海難にて父を失う。二十歳を満たずに家業を継ぐ。明治二十九年六月十五日突如襲来の大津浪に家屋諸とも家族全員を失い一人助かる。爾来千辛万苦の末、一家復興成る。後に漁業とともに植林に精励す。歳九十まで海に陸に労を惜しまず努力。昭和四十四年五月五日午前七時五十五分、数え年117歳にて天寿を全うす。明治期の大飢饉の際、まだ大津浪の傷痕癒えざるに流浪の難民を救う。一家言「家を離れて働く時、不愉快なる事あるも、帰る跡は必ず笑顔にて敷居を跨ぎ、家人を安心させる事」

  • 【裏】-

地点概要

【所在地】岩手県釜石市大字平田(尾崎白浜)
【地点備考】

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