碑名:津波記念

資料概要

【碑銘】
津波記念
【建立年】
昭和57.3.3
【施主】
供養碑建立実行委員会
【施主分類】
団体
【建立場所】
(県)崎浜港線脇
【対象災害】
昭和津波
【大きさ】
高270㎝幅125㎝厚19㎝
【タグ】

碑文面

  • 【表】一、大地震の後には津波が来る一、地震があったら高い所へ集まれ一、津浪に追はれたら何処でもここくらいの高い所へ上がれ一、遠くへ逃げては津浪に追つかれる一、近くの高い所を用意しておけ一、県指定の住宅適地より低い所へ家を建てるな

  • 【裏】【死亡者名の記載】昭和八年三月三日午前三時半大津浪が襲来して甚大な被害を与え、遂には二十八柱の御魂を海底に沈めた。村当局は明治二十九年の津浪と度重なる罹災に鑑み津浪に関する教訓を後世に伝えるべく碑の建立を計画したが、事情によりその実現をみないまま今日に至った。現今、防災に関する施策の著しいものがあるとはいえ、不測の天災について常に備えのあるべきことを念願すると共に、受難者二十八柱の御名を刻して五十回忌の法要を営み、区民一同ここに供養碑を建立する次第である。

地点概要

【所在地】岩手県大船渡市三陸町越喜来字杉下
【地点備考】

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