碑名:海嘯招霊碑

資料概要

【碑銘】
海嘯招霊碑
【建立年】
明治31.8
【施主】
【施主分類】
【建立場所】
慈恩寺
【対象災害】
明治津波
【大きさ】
高246㎝幅105㎝厚44㎝
【タグ】

碑文面

  • 【表】-

  • 【裏】維明治二十九年歳次丙申にあり五月■五日の海嘯は実■■■今古未曽有の一大変災というべきなり。その日煙雨あり、海面■々として一陣の風なきに、後八時の頃■俄然海中に鳴動を起す■■滔天の怒濤、瞬息の間に無数の生霊をその渦中に捲き去る。父母妻子たちまちにして生■と別■■の百有余人、田園家屋たちまちにして破清流失せしの四十有余名、ああ■■■■遭難者何因縁を此悲■■は其魂を托するに由なく、存者は其■安す■■所■■人生寧ろこの如きの惨事あらんや。つとに思ひしに哭し■々寤■に忘■■■■■■■■■今■■■■■は亡者三周の忌景に過う吊の痕に■■同感の諸費浄財を蒐集し、一碑を建立す。一は幽冥■■■し、一は後代の紀念として設立するものなり。

地点概要

【所在地】岩手県陸前高田市広田町字泊
【地点備考】

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