碑名:大海嘯記念
資料概要
- 【碑銘】
- 大海嘯記念
- 【建立年】
- 昭和9.5
- 【施主】
- 船越村
- 【施主分類】
- 市町村
- 【建立場所】
- 船越駅北
- 【対象災害】
- 昭和津波
- 【大きさ】
- 高270㎝幅128㎝厚19㎝
- 【タグ】
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碑文面
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【表】一 大地震の後には津波が来る一 地震があったら高い所へ集れ一 津浪に追われたら何処でもここくらいの高い所へのぼれ一 遠くへ逃げては津浪に追つかれる、近くの高い所を用意しておけ一 県指定の住宅適地より低い所へ家を建てるな
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【裏】昭和八年三月三日午前二時三十分上下に動揺する強震あり。続いて三時頃より大音響とともに大津浪の襲来あり。浪の高さ10m、三時十分頃最も被害あり。被害戸数船越区、流失23戸、半壊1戸、死者3名、田ノ浜区、流失183戸、半壊2戸、床上浸水11戸、死者2名、大浦区、流失5戸、半壊14戸、床上浸水16戸なり。本碑は東京朝日新聞社へ寄託の義援金二十余万円を罹災町村へ分配したる残金をもって建てたものなり。
地点概要
【所在地】岩手県山田町船越
【地点備考】-